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Explanation of Technological Words

技術用語解説

制御・検出・計測機器

LAN(LocalAreaNetwork)
工場内情報通信網
LED(LightEmittingDiode)
半導体の表示ランプ。小電流で点灯し、寿命が長い。シーケンサの入出力状態の表示や、CPUの状態表示として使用される。
NPNトランジスタ・オープンコレクタ
・リレーを始めPLC、TTL、ロジック回路など、ほとんどの機器に接続できる。・負荷用電源とセンサ用電源を分離できる。・長寿命。・高速応答。・日本と北米で主流。
PCI
米国インテル社が提唱した新しいバス規格。Windowsの普及により高速なバスが必要となり考案された。最大転送速度は133Mバイト/秒が可能。
PNPトランジスタ・オープンコレクタ
・欧州で広く用いられている方式。・負荷用電源は不要。・長寿命。・高速応答。
RAM(RandomAccessMemory)
読み出しも書き込みも任意に行えるメモリですが、電源がきれると記憶内容も消えてしまいます。一般には電機が切れても電池でバックアップするようになっています。IC-RAMバッテリバックアップという)(シーケンスをよく変更するとき、あるいは機械の試運転までのような用途に使われます。IC-RAMとはRAMをIC化したもの。
ROM(ReadOnlyMemory)
読み出し専用のメモリで、メモリ内容は主に半導体メーカーによってあらかじめプログラムされています。シーケンスは一度しかかけませんのでシーケンサには使われません。電源を切っても記憶内容は消えません。
イーサネット(Ethernet)
米国ゼロックス社、DEC、インテルの3社が1980年に共同開発したバス構造のLAN。伝送速度は、10Mビット/秒。代表的なケーブルは10BASE-5、-2、Tの3種類。最近は100Mビット/秒の製品化がされている。
イオン
+(プラス)または-(マイナス)の電気を帯びた微量な粒子のこと。つまり、原子や分子が電子を失ったものを+イオン、原子や分子が電子に付加したものを-イオンと言います。
 
 

制御・検出・計測機器

応差(ヒステリシス)
反射型センサにおいて、センサに対し標準検出物体を検出軸方向から近づけ、初めて出力が入光時ONする距離(動作距離)と、遠ざけて初めて出力が入光時OFFする距離(復帰距離)との距離差のこと。動作距離に対する比(%)で表示します。応差は、検出物体の振動などによって出力が不安定になることを防ぎます。
応答時間
検出状態が変化してから出力がONまたはOFFするまでの遅れの時間のこと。
応答周波数
一定条件のもとで圧力を断続的に加え、出力が追随する周波数のこと。
ゲージ圧
大気圧をゼロとして圧力を表したもの。大気圧より高い圧力を「正圧」低い圧力を「負圧」といいます。
検出軸
投光軸と受光軸の中心軸のこと。透過型では光軸と同じになります。
検出領域特性
反射型で、各設定距離において右方または左方から標準検出物体を近づけ、出力が入光時の動作となる点を軌跡として表したもの。(感度ボリウム付は感度最大にて)検出物体の設定位置の検討や並べて使用するときの間隔を決定するのに役立ちます。
コロナ放電
針の先のような局所に高電圧をかけた場合に起こる現象で、地面に対して放電が起きます。暗室で見ると尖端付近に淡い光(青白い光)が見えることがあります。
差圧
任意の圧力をゼロとして圧力を表したもの。
最大応答周波数
標準検出物体が一定間隔で貼られた回転板を近接センサの前面に置き、センサの出力を確認しながら回転させ、これに追従した出力が得られる毎秒あたりの最大検出回数のこと。
サンプリング周期
データを読みとって表示する周期のこと。表示値がホールドされている間も、内部回路は絶えず信号処理を行っていますので、表示とスイッチング出力が一致しない場合もあります。
 
 
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