■ 主要取扱鋼球

玉軸受用鋼球（JIS B1501）

軸受鋼(JIS G 4805・種類記号SUJ2)を使用し主としてボールベアリングに用いられます。 又耐摩耗、耐荷重に優れていることから、あらゆ産業機械の回転部分の使用に適しております。

炭素鋼球

冷間圧造用炭素鋼 (JIS G 3507-2・種類記号 SWCH8R, SWCH10R, SWCH10A, SWCH12A)を使用しキャスター、コンベアー等、比較的軽荷重の回転部分の使用に適しております。

玉軸受用ステンレス鋼球

マルテンサイト系ステンレス鋼(JIS G 4309・種類記号SUS440C)を使用し玉軸受用鋼球と同規格で製作されます。耐蝕、耐摩擦性に優れていることから軸受、バルブ、電子機械、光学機器用部品として適しております。

非硬化ステンレス鋼球

オーステナイト系ステンレス鋼(JIS G4315・種類記号SUS304,SUS316)を使用し熱処理によりオーステナイト組織を安定させ耐蝕性を得ることからバルブ用に適しています。 又SUS316はモリブデンが添加されていることから耐酸性も一段と優れています。

真鍮球

銅及び銅合金線(黄銅)(JIS H 3260・合金番号C2700)を使用し耐錆に優れていることから一般バルブ用に適しております。

プラスチック球

ナイロン・ジュラコン・テフロン・ポリプロピレン・ポリエチレン等各種エンジニアリングプラスチックスの軽量性、耐薬品性、電気絶縁性、弾性、耐摩耗性などの特性を生かしバルブ、軸受等に用いられます。

セラミック球

アルミナ、ジルコニア、窒化ケイ素、炭化ケイ素等各素材がもつ軽量性、耐熱衝撃性、耐摩耗性、耐薬品性等の各種特性に応じた用途に用いられます。

その他の鋼球

■ 鋼球の使用例